南界堂茶会
第11回南界堂茶会 開催決定!
お待たせいたしました!
毎回ひとつのテーマに焦点をあて、その道のスペシャリストをお招きして開催している南界堂茶会。
11回目のテーマは「パートナーシップ」にフォーカスし、皆さんと語り合いと思います。
2015年の渋谷区を皮切りに「パートナーシップ制度」を導入し始めている市区町村が増えてきました。2019年4月時点で約20を超える自治体がパートナーシップ制度を導入しています。大阪市でも2018年7月に導入され、読者の中には申請されている方もいるかと思います。「独り身だからワタシには関係ないわ!」って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、同性愛者を取り巻く環境を左右する大切な問題だと思います。
先日パートナーシップ制度を申請している知り合いから「相方の戸籍謄本を貰いに役所に行ったけど貰えなかった」という話を聞きました。いくらパートナーシップ制度を申し込んでいても、「夫婦」であれば可能な事が「パートナーシップ制度」では不可能という現実があるようです。そもそも「パートナーシップ制度」という名称も、自治体によって呼び方は様々。どんな効果があるのかもまだまだグレーな部分が多いと思います。
「緊急事態に陥った場合、病院で親族として認めてもらえるのか?」
「亡くなった場合に喪主を務める事が出来るのか?」
「生命保険を受け取る事はできるのか?」
いくらパートナーシップ制度が導入されているとはいえ、まだまだ乗り越えないといけない壁はたくさんあるように思います。また現実問題として、「最低限これは認めて欲しい!」という要望もあるかと思います。そういった事も含めて、今回の南界堂茶会は「パートナーシップ制度」について、皆さんで話し合い考える機会にしたいと思います。
つい先日「アジア圏で初!台湾で同性婚法案が可決!」というニュースに歓喜された方も多いかと思いますが、「そろそろ法案が成立するのではないか?!」と言われながら、台湾でもそれなりの時間がかかりました。ようやく同性婚が可能となり初日には100組を超えるカップルが申請したという報道もありました。日本では13組の同性カップルによる同性婚裁判が始まりました。一斉訴訟をされた13組の原告団は、札幌・東京・名古屋・大阪と4つの地区に分かれ、各地の法廷で同性婚を求めて頑張っています。道は険しいかもしれませんがこれからの動向も見守っていきたいなと思います。
2019年9月16日(月・祝) 17:30〜19:00
【会場】
コミュニティセンターdista
【第11回テーマ】
「中高年世代♂♂とパートナーシップ」
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