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南界堂通信〈秋号|第28号〉

薬食男源

「物忘れ」に打ち勝とう! 加齢と共に物忘れがヒドくなっていると悩んでいる方も多いかと思います。
物忘れや認知症予防に役立つと言われている食材をご存知でしょうか?
さばやうなぎ、さんまといった魚類はもちろん、牛レバー、豚レバー、鶏レバーといった肉類、赤ピーマン、菜の花、ブロッコリー、にんじん、かぼちゃといった野菜類…
今回は市販の「さば缶」を使った簡単レシピをご紹介したいと思います。

さば缶の炊き込みごはん
  • ①ショウガを半分すりおろす
  • ②残りのショウガは薄くスライスにして千切りにする
  • ③油抜きしたうすあげを程よい大きさに切る
  • ④研いだお米に①と③、市販のさば缶を入れて炊き上げる(味付けはさば缶の汁のみでも大丈夫! お好みで少しめんつゆを入れてもOK!)
  • ⑤炊き上がったら②を入れてよく混ぜる
  • ⑥お好みでミョウガやネギをのせて完成
もずく酢サラダ
今回は味付けさば缶を使用しましたが、水煮さば缶を使用する場合は、めんつゆやだし、しょうゆ等で味の調整をして下さい。

さばやうなぎ、さんまといった魚には、脂肪酸やドコサヘキサエン酸(DHA) 、イコサペンタエン酸(IPA)が多く含まれています。脳の神経細胞を再生したり、神経細胞膜の機能を上げたりと、脳の活性化に大きな役割を担ってくれます。また、赤ピーマン、菜の花、ブロッコリー、にんじん、かぼちゃといった野菜に含まれるビタミンやβ-カロテンなどの抗酸化成分は、脳の老化の原因となる酸化を防ぐ食材として大活躍します。

今回使用した食材「ショウガ」ですが、生のショウガには辛味成分・ジンゲロールが多く含まれています。ジンゲロールは、免疫細胞を活性化、殺菌作用、胆汁分泌の促進、抗炎症作用、吐き気・頭痛を抑える作用、老化を防ぐなどの効能があります。またショウガを乾燥や加熱することで生成される成分・ショウガオールは体を温める効果、殺菌作用、活性酸素の除去、中枢神経系の調整作用などの効能があります。これからの季節、冷え性でお悩みの方は是非とも加熱したショウガを摂取してみて下さい!

◉木曜日のオトリヨセ

コミュニティセンターdistaでは、毎週木曜日(第4木曜日は除く)に誰でも参加できるご飯会を開催しています。distaスタッフや有志の方が中心となり、15〜20人分のご飯を作って皆さんのお越しをお待ちしております。今回ご紹介した「さば缶の炊き込みごはん」も木曜日のオトリヨセで提供し、参加者の皆さんに食べてもらいました。

木曜日のオトリヨセ

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