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南界堂通信〈春号|第30号〉

南界堂茶会

第12回南界堂茶会 開催決定!

お待たせいたしました!
毎回ひとつのテーマに焦点をあて、その道のスペシャリストをお招きして開催している南界堂茶会。
12回目は「突然の入院」をテーマに皆さんと語り合いたいと思います。

皆さんは思いがけもなく入院した経験はありますか?
数年前、深夜に突然腹痛に襲われました。最初は単なる食あたりかなぁなんて思っていたものの、腹痛は治まるどころかどんどん痛くなり、しまいには冷や汗までダラダラと出てきたので、その段階で異常を感じ、近所の夜間救急病院に駆け込んだ結果、虫垂炎と診断され緊急入院、緊急手術をすることになりました。

手術で麻酔を使用するにあたり親族の承認が必要と言われ、家族に連絡するも全然連絡が取れず、病院に着いてから6時間近く経っても手術を受けることができないという事態に陥りました。高熱も出て点滴処置で意識が朦朧としている中、車いすに乗った状態で執刀医と麻酔科医から説明を受け、医療ソーシャルワーカーの方が親族の代わりに代理サインをし、術後親族に承認を受けるという特殊な手段で手術にたどり着くという、現実問題として起こり得る稀な経験をしました。

それ以前にも入院の経験はありましたが、前もって分かっており事前に「入院の手引き」も貰っていたので特に問題もなかったのですが、虫垂炎の時は、着の身着のまま夜間外来に行き、そのまま緊急入院、緊急手術という突然の出来事を経験し、改めて「日頃からの備え」や「シミュレーション」をしてこなかったんだなという気付きになったのも事実です。

病気や事故など予測不能な事態に直面した時の為に、親族だけではなくパートナーや親友の連絡先を明記した「緊急連絡先カード」や、自分のパートナーを親族として扱って欲しいというような「意思表明カード」など、財布に入れて携帯されている方もどんどん増えていると聞きます。
入院生活において一番お世話になる看護師さん、事故などで後遺症が残った場合、退院後にお世話になるケアマネージャーさん、そのふたつの職種の方々にこれまでの体験談や、有効的な備えについてひも解いてもらい、皆さんで考えるきっかけにしてみたいと思います。

今回お招きする看護師さんは「HIVコーディネータナース」という肩書をお持ちの東政美さん。長年HIV診療に携わっている東さんには、HIVが慢性疾患のような生活習慣病のひとつになったからこそ見えてくる長期療養にまつわる問題点、また地元密着型をモットーに生まれ育った土地の人々はもちろん、セクシュアルマイノリティの方々にも心強く寄り添って下さるケアマネージャーの梅田政宏さんには、介護が必要になった時の簡単なイロハなどもお伺いしたいと思います。

お時間がございましたら是非ともご参加くださいね。

【日時】
2020年3月18日(水) 19:30〜21:00
【会場】
コミュニティセンターdista
【第12回テーマ】
「中高年世代♂♂と突然の入院」
【ゲスト】
東政美さん HIVコーディネータナース(独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター)
梅田政宏さん ケアマネージャー(株式会社にじいろ家族)

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