distaについて
大阪では、ゲイ・バイセクシュアル男性の間でHIV感染が増えています。
その中でdistaは、厚生労働省の同性愛者等のHIVに関する相談・支援事業として、 MASH大阪※が2002年に運営をスタートしたコミュニティセンターです。 dista(ディスタ)の名前は「Drop in Station」を略して作られました。 堂山のなかにあって、だれもが「ふらっと気軽に立ち寄れる」ゲイコミュニティのスペースを目指しています。※MASH大阪は、大阪地域におけるゲイ・バイセクシュアル男性に向けてHIV/エイズを含む性感染症等についての情報を発信し、
セクシュアルヘルス(性的な健康)の増進を目的に活動している団体です。どんなことをしているの?
セーファーセックスやコミュニティに関する情報や資材を定期的に大阪地域のゲイタウンに届ける、アウトリーチを行っています。また、勉強会・カルチャー教室・ミニシアター・カフェイベント・展覧会など、どんな人でも楽しめるイベントを開催しています。
distaではなんでもやってみることができます。ふらっと気軽に立ち寄れば、ここではいつも笑顔になれる。人と人とが繋がる場所がdistaです。
また、distaにはゲイライフに関するいろいろな情報があります。
大阪地域のゲイバー・クラブ・ハッテン場・ゲイショップなどの情報。
セクシュアリティやLGBTに関する書籍・雑誌・ニュースレターなど。
セーファーセックスの方法・HIV検査についての情報・HIV陽性者とその身近な人の手記・HIV関連の書籍等。
「ちょっと話がしたいんだけど…」っていう時は?
disataでは、だれかに話を聞いてほしい、一人でかかえるのがつらい、どうすればいいかわからない…そういったときにお話を伺います。スタッフにはいつでも気軽に声をかけてください。スタッフは伺った内容を慎重に扱い、プライバシーを守ります。
相談内容は、HIV/エイズやその他の性感染症の検査や治療・薬物・同性同士のセックス・友人や家族関係・仕事や恋愛・セクシュアリティなど様々です。
誰が運営しているの?
distaはコミュニティの人達や当事者が中心となって運営しています。
活動に賛同している人達が2週間に一度集まって、オープンな会議を開催しています。この会議で活動の内容や方向性を話し合いながら決めてゆきます。
会議にはどなたでも参加できます。distaを利用する人・コミュニティの当事者・MASH大阪のボランティアが一緒になって運営しているのがdistaです。
どんな人が利用するの?
どなたでも利用することができます。利用する人の8割はゲイ男性で、2割はバイセクシュアルやトランスジェンダーの方です。
ひとりでも大丈夫?
初めてdistaに来られたという方はスタッフにお声がけください。ゲイタウンの情報や知りたいことについて可能な範囲でお答えします。
お金はかかるの?利用するのに何か登録が必要?
distaの利用は無料です。なお、distaで開催されるイベントへの参加には若干のカンパを頂くことがあります。また、利用するのに会員登録なども必要ありませんので、お気軽にご利用ください。
財源は、公益財団法人エイズ予防財団の委託事業費およびdistaへの寄付金です。
沿革
協力企業サイト