community center dista

ニュースペーパーNEWSPAPER

南界堂通信〈春号|第26号〉

南界堂茶会

第10回南界堂茶会 開催決定!

お待たせいたしました!
毎回ひとつのテーマに焦点をあて、その道のスペシャリストをお招きして開催している南界堂茶会。
記念すべき10回目は「老いる愉しみ」というテーマで皆さんと語り合いと思います。

皆さんは「老い」という言葉に対してどんなイメージを抱いているでしょうか?特にゲイ男性は「若さ」「若くあること」に価値を置いている方が多いと言われているので、「老い」や「衰え」自体に向き合いたくないと思う方もいるかもしれせん。はたしてそうなのでしょうか?「老い」は人生におけるプロセスのひとつにしか過ぎず、加齢していく中にも楽しみがあるとは思いませんか?

日常生活の中で例えるなら、食事の変化であったり、歴史的史実に興味が湧いてきたり、映画や小説の中で感情移入できる幅が広がったりなんてことを実際に感じる方もいるかと思います。味覚に対して繊細になったり、視点が広くなったりするのは、加齢と共に経験値が上がる(豊かになる)ことによって生み出されている愉しみのひとつだと思います。成熟していく気持ち、オトナになっていくステキさ、または、自分自身が憧れた先輩ゲイもいらっしゃると思います。そんな自身の体験談なども交えながら「老い」に対するイメージを語り合ってみませんか?

今回は、九十年代から長きに渡りHIV陽性者のカウンセリングに従事されていた臨床心理士の古谷野淳子さんをゲストにお招きしたいと思います。昨年distaで開催されていた専門家とのおしゃべりイベント「しゃべるかぁ」、その前身でもある「根ほり葉ほり」でも、専門スタッフとして、来場者の話を聞いたり相談に乗って下さっていた古谷野さん。茶会のテーマについて、編集部やMASH大阪のスタッフが話し合っていた際、その場に同席していた古谷野さんが提案して下さったのがきっかけで今回のテーマに決まりました。これまでに古谷野さんが出会ってきたステキな中高年ゲイ男性のお話や、ひょんな事で気付かされた体験談などを織り交ぜながら、参加者の皆さんと共に語り合いと思います。

古谷野さんからのメッセージ

年齢を重ねていくことで困ることやネガティブな体験は増えていくけれど、一方で、齢を重ねた先にこんな愉しみ(方)やいいこともあるよ、というのを参加者の皆さんと共有したいなと思っています。私自身が実際に出会い「ちょっといいなぁ...」と思った中高年ゲイの生き方の実例もご紹介しようと思いますし、皆さんからも挙げていただくことで、「自分もこんな感じになれたら...」というヒントのようなものを、参加者それぞれがちらっとでも見つけることができるような茶会になればいいなと思っているのでどうぞご参加下さいね。

過去の南界堂通信

2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
2013年度
2012年度

過去のいくナビ

2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
PAGE TOP